2010年8月22日

google sky map (docomo HT-03A)

キャンプツーリングやナイトツーリングでの遊び道具として星図を確認できるアイテムが欲しくなったので、HTC製のドコモ携帯HT-03A(白ロム)を購入しました。なお、携帯としてのレビューはネット上にたくさんありますので省略して、今回は星図はアプリgoogle sky mapの紹介です。(本機はSIM抜きで遊び道具として使っており、携帯としては使っていません)

この手の製品としては、天文機器メーカーのセレストロンから発売されているskyscoutや、PNDのmaplus E-100MP(コールマンバージョン)などの他に、最近ではnintendo DS用ソフトの星空ナビなど多くの製品がありますが、これだけの目的のために買うには、それぞれ一長一短という感じで決め手に欠けていました。iphoneはいいけど、運用コストがね...

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そんな折、昨年にgoogle携帯と銘打って発売されたandroid携帯HT-03Aが、必要な6軸センサーを搭載しているうえに、初回起動時のみdocomoのSIMを挿せば、以降はSIMなしでも3G通信以外のほぼ全機能が使えることが判明し、さらに目当ての星空アプリ「google sky map」が通信環境なしでも動作するという情報を得たことで即購入となりました。
プリインストールで羅針盤という星空アプリもあるうえに、候補の中でも最も安価(中古で1万円でした)でしたが、ちょうどandroidに慣れておきたかったこともあって、弄りがいのある製品で結構遊べそうです。

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google sky mapの基本画面。左側に惑星、星団、恒星などのレイヤー表示切替と下段に倍率、センサーによる自動表示と手動スクロールの切り替えボタン。位置設定はGPSか基地局による判別のほか、経緯度による指定も可能です。赤色表示となる暗視モードがあり、眼の暗順応を妨げないのは機能はとても役立つ。

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6軸センサーを利用して、目的の天体を探索することが可能。なお、星座の形は日本のものと少し違うようです。羅針盤とgoogle sky mapの2つのアプリが入っているので、それぞれを比較できます。2つのアプリを入れることで、google sly mapで使いにくい点(恒星などは英語で検索しないとヒットしない)などをカバーでき、使い勝手も上々です。

精度については、手動でキャリブレーションをしなくても、概ね精度は出ています。目視で使用するものなので、望遠鏡の自動導入のようにきっちり合わせる必要もないので、十分に感じました。このあたりは購入候補だったDS+星空ナビが肝心のセンサーの精度があまりよろしくないとの報告を目にすることが多かったのですが、携帯なら電源ON状態で持ち歩かれているので、電力設定でセンサーを切らない限りは自然とキャリブレーションができているのかもしれません。DSではカートリッジを挿してから、意識して行わないといけない点が面倒に思えました。

ここからは購入前の経緯ですが、当初は巷で人気の7inch程度の中華パッドにgoogle sky mapを入れて使用すること(GPSもセンサーもないので手動ですが)を考えましたが、windows上で動作するandoroidエミュレータにgoogle sky mapを入れて試してみたところ、位置の設定は経緯度の指定ができるものの、地磁気センサーがないためなのか、エミュレータ固有の問題なのかは分かりませんが、天地が逆転したりと起動はするものの、散々な失敗に終わったので、6軸センサーのない端末は諦めることにしました。
今回は持ち運びしやすく、片手で扱えるものということで、小型のものから選びましたが、いつか、GPS+6軸センサー付きの中華パッドが発売されたら・・・なんて願うよりも、その時は素直にipadを買うべきでしょうね(笑)

今年は2年ぶりにペルセウス座流星群を見にキャンプに行く予定を立てていたので、間に合わせるように用意したものの、結局、天気が微妙だったのでキャンプは断念しましたが、次のキャンプツーリングでは活躍してくれるでしょう...

投稿者 まっつん : 11:57 | コメント (7) | トラックバック

2009年2月14日

だめなこ?nuvi500 ソフト編

前回のハード編に続き、今回はソフト面のインプレッションです。
予想はしていたものの、いろいろと( ゚Д゚)ハァ?な感じの不満も出てきたりしました。

ナビ性能(検索&ルーティング)
ナビなのに、ナビとして購入するとガッカリするかもしれません。特にナビ依存度の高い人には全く不向きです。設計が古いことに加え、海外版ならではの入力問題や住所表記の不一致等もあって、韓国メーカーの2万円台ナビにも劣ります。
検索機能については国内版はそれほど問題ないようですが、海外版を使用する場合は住所検索はアメリカの住所形式が元になっているため、国内の住所検索は出来ません。信じられないことにマップソースも「仕様」だそうです。フリーワード検索は可能ですが、大抵は5分間砂時計表示→タイムアウトなので、周辺検索以外の用途では使い物になりません。このあたりは国産ナビに比べて、著しく性能の劣るところです。ちなみに処理方式が近い距離にあるポイントから検索するというもので、普通のナビが採用している方式と比べ、検索速度が極端に遅いのは、日本版も共通です。基本的に目的地の設定は地図上での指定、或いはPC、携帯で目的地の座標を取得して、nuviで座標指定が確実です。
ルーティングに関しては、カスタムルートの経由地点挿入、入替や経由順の最適化時に不思議なルートを提示することはあるものの、結構、素直です。

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メインメニュー。アイコンも大きく、グローブを付けていても、タッチしやすい。

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サブメニューはこんな風。設定項目も多くなく、サブメニューも深く階層化されていないので、迷子になることはありません。

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地図表示画面は3Dと平面地図の2種。3Dモードでは、画面上のボタンのない位置をタッチすると、平面モードに切り替わります。

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地図表示画面からは、交差点拡大画面と方向転換ポイントリスト、トリップメーターが呼び出せます。地味だけど、意外と便利な機能。

ルート機能
スペックでは10件までとなっていますが、これはただちに使用できる(nuvi上で新規作成、編集が可能な)領域の上限値で、PCからインポートするルートデータはinport routeという別の領域に格納されます。こちらの上限は不明ですが、試しに15件程度送ってみたところ、格納を確認しました。PCから送られたルートデータは一旦、こちらに送り、custom routeとして読み込むことで、使用や編集が可能な状態となります。この領域を使用してやり繰りすれば、上限を気にせずに使えそうです。
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ログ機能
ログ機能はZUMO550と同じ、最大10,000ポイント×20トラックです。ロガーとしての能力は上々。外部電源+バッテリー8時間なので、昼夜通してシームレスに記録することすら出来てしまいます。記録領域は内部メモリですが、4GBあるので、ログ領域に不足はありません。ただし、10,000ポイントを超過した部分は、データが間引きされてアーカイブとして保存されます。
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モード切替
格納されている地図の種別により、モードメニューが変化します。city navigatorがインストールされている状態では以下が表示されました。
・Driving
・walking
・Bicycling
・Scootering
この設定により、ナビメニューが変化します。ログポイント間隔はこの設定をもとに自動で決定されるようで、手動変更は不可となっています。また、walkilngモードでは、マップマッチ(測位位置を隣接する道路上へ補正する機能)がOFFになり、道のない場所を通行中もログが正常に取得できます。例えば、電車移動でログを取る場合は、ドライブモードですと、併走する道路上にプロットされてしまいますが、walkingモードでは地図上の線路をなぞって記録することができます。ただし、移動速度による判定を行っているため、一定間隔でDriving modeへのスイッチを促すメッセージが表示されます。が、無視しても問題ありません。

カスタマイズ
お気に入りポイント(ウェイポイント)500件に加え、カスタムPOIと呼ばれる件数無制限のポイントデータをインポートして使用することができます。本体の設定項目は必要最低限のものしか用意されていないため、各人の使用法に合わせるといったような細やかな設定はできません。他に車両アイコン、起動画面の設定が可能。カスタマイズについては次回以降に書いていこうと思います。
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トラックバック中はログが取れないらしい。
実験はしていませんが、海外のフォーラムでこのような事が書かれていました。同じルートを往復する際に使用する機能ですが、復路のログが取れないのは×。しかし、トラックをルートとして保存する機能があるので、往路のトラックをルートとして設定することで、復路もログを取りつつ、ナビできます。

到着予想時間が早すぎる
ルート機能のスクリーンショットでは、300km(うち高速利用100km)が3.5時間と表示されています。無茶すぎる(笑)nuvi360などはアップデートで対策済みですが、こちらはまだアップデートパッチがありません。移動速度の設定が不可かつ、標準では一般道90km/hぐらいで計算してるんじゃないか?といった感じの到着時刻が表示されます。噂では設定不可の代わりに学習機能があって、使用者の平均移動速度に近づくよう、徐々に補正されるのではないかとも言われていますが、真偽は不明です。PCのマップソースでは、速度設定が可能なので、マップソース上で設定したルートをnuviに転送すると、所要時間が2/3になったりします。

総評
やっぱりgarmin、ナビと銘打ってはいるものの(海外版での)使い方はetrexと変わりません。ナビというよりも、ルートマネージャーでしょうか。基本的に事前にウェイポイント、ルートを作成→転送。設定したルートをナビらせるものです。マップソースとの連携が前提となっており、単体では現在地確認用の地図表示付きGPSといったところでした。このあたりはソフトの設計がどうのというよりも、インダッシュタイプを手本にする国産ナビと、ハンディGPSの派生系というそれぞれの立脚点の違いでしょうか。nuvi500はいろいろとガッカリはあるものの、個人的な要求は満たしてはいるので、僕としてはなんだかんだと言いつつも満足ですが、同じ目的の方以外にはまずお勧めできません。garmin製品は用途、必要な機能が明確に定まっている人が選ぶもので、当機種に限らず、オールインワンを求めて買ってはいけないですね。個人的満足度は70/100点かな。

次回カスタマイズ編に続きます…

投稿者 まっつん : 19:55 | コメント (0) | トラックバック

2009年2月11日

マルチモードナビ GARMIN nuvi500

バイク用にナビを買いました。GARMIN nuvi500という日本未発売のレアな機種です。何故、こんなマニアックな機種を選んだかという経緯とあわせて、今回はnuvi500のハード面のインプレッションを書いてみます。
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購入の経緯
GARMIN ZUMO550が気になってはいたんですが、価格からして予算外だったので諦め、EDIA E-100MPやRM-A4000、迷wanなどの情報を集めるも、どれも一長一短といったところで、購入に至りませんでした。ちなみにバイクで使う上で重要視したのは以下のポイント。ナビ性能については、PNDに多くは望めないと思い、それほど重要視しませんでした。

・防水
・バッテリー動作可能
・ログ取得可能

防水はE-100MP(IPX4)とRM-A4000(IPX3)でクリア。迷wanは弁当箱型の防水ケースがあり、美観を損ねるものの一応クリア。バッテリー動作については、駆動時間の差はあれ、3機種とも内臓しています。基本的にDC12V給電での利用が前提なので、休憩時など2時間ぐらいもってくれれば、十分という認識でした。ここまでは全機種OK
ログ機能の有無が分かれ道になりました。E-100MPにも「あしあと機能」があるものの、独自のフォーマットを採用しているようで、一筋縄では利用できそうにありませんでした。残る2機種はLPlogというソフトをインストールすることで、ログ取得が可能になるようです。別にGPSロガーを買っても良いのですが、足してみたらZUMOと大差ない金額というオチがついたうえに、電池の管理という手間まで付いてくるのはちょっと悲しいので、ロガー別購入は選択肢から外しました。

で、RM-A4000に決定!と思ったら、ヤフオクでややプレミア価格になってる…一時は40,000円程度で売っていたそうなので、ちょっと買う気になりません。では、迷wanというと、激安でしたが3年前の機種になるので地図のことを考えると、古すぎて躊躇してしまいます。そんな訳で、ソフトも良さそうなE-100MP+GPSロガーholux m-241の組み合わせも再浮上するも、E-100MPの不良報告の多さにゲンナリして一旦は、白紙に戻りました。

そんな折、しばらくはハンディGPSのetrexで我慢しようかなと思っていた矢先、GARMINのUSサイトで面白そうな代物を見つけました。それが、nuvi500です。まずはハードの面からnuvi500をレビューしてみます。

概要
ハードとしては、アウトドア利用を考慮した防水型nuviです。マルチモードGPSと名の付くように、シティナビゲーター、地形図、海図など複数のマップを格納することにより、徒歩モード、ドライブモードなどを切り替えての利用が可能です。US版の製品ですが、標準機能の言語切替によりメニュー等はほぼ完全に日本語化されています。価格はUS$399程度とZUMO550やcolorado、oregon台湾版と比べても格安。パッケージ同梱のハードウェアは下記。
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・シガーライターソケット用給電ケーブル・車載用吸盤(粘着両面テープ)マウントの二つだけ。
ミニUSBケーブルはパッケージに含まれないので、別途用意が必要です。パッケージには車載用の吸盤マウントが付属しますが、オプションで専用のRAMマウントが用意されています。バイクで使用するには、こちらが必要となります。サイズの近いnuvi250用では流用できないので、海外サイトで注文する際は同時注文が必須です。
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RAMマウントは可動範囲も広く、アルミ製のアームは頑丈な作り。etrexと共に5年使った先代マウントはちっともくたびれませんでした。
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Uボルトの基部はこんな風。取り付け箇所が狭い場合は受けの代わりにゴム板を噛ませていました。
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メーターを遮ることもなく、グッドポジション。
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キーが挿しにくくなるものの、アームを倒して中央に配置することもできました。
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給電ケーブルの始末は今のところ、適当。

ボディ、IPX7の防水性
こちらが有名。強い雨も平気。ただし、ボディは他のnuviシリーズと同じ素材で作られているため、ラフに扱うには少し頼りない感じがします。端子はミニUSBだけで音声出力も持ちません。給電ケーブルはミニUSBに繋ぎ、PCと接続することで外部ストレージとして認識し、接続中は自動的に充電されます。専用ACアダプターが不要な点は評価できます。ルックスはまんまnuviですがIPX7防水仕様で、スペックシートにmotorcycle friendlyとなっていることから、耐震設計がなされているのかもしれません。

液晶の視認性
アンチグレア液晶を採用しており、日中の屋外でも問題なく見えます。輝度の設定が、電源ボタン軽押しで呼び出せるのは良。

地図の格納
マイクロSDカードスロットは裏蓋を開け、バッテリーを外すと現れます。内臓メモリには一種のマップが格納できるようになっており、別の地図を格納したマイクロSDカードを挿すことで、道路地図+TOPOや道路地図+海図など複数の地図を切り替えて使用することできます。この地図の組合せにより、モード設定画面が変化し、海図ではヨットモードなど地図に適したモードが表示されるようです。本体の内蔵メモリはnuvi上位機種と同じ4GBで、技術的には複数の地図を入れることも可能で、マイクロSDカードとあわせて4種類の地図を格納できるようです。
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内臓バッテリーのライフ
他のnuviシリーズ、ZUMOの2倍となる公称値最大8時間ですが、ログ取り用途を想定したテストしてみたところ、バックライトオフかつ時々操作という内容では8時間稼動可能でした。バッテリーゲージは4目盛りあり、2時間ごとに1ゲージずつ消費し、7時間でバッテリー低下警告が表示され、ちょうど8時間で電源断となり、公称値どおりの結果でした。実際には公称値の半分も持たない機種がある中、期待どおりの結果に一安心です。ちなみにバッテリー容量は1880mAhとnuvi360の1.5倍程度です。
また、バッテリーは工具不要で簡単に交換できるような構造になっており、オプションバッテリーが使用できるようになっています。単3乾電池タイプに比べると、運用の面では劣りますが、内臓バッテリー交換不可の機種に比べると優位性があります。nuvi500には省電力モードはなく、バッテリーをセーブしたい場合はバックライトを調整。といった考え方です。電源ボタンを軽押しすることで、輝度調整画面を呼び出せる機能は、、ログ取りのために車両から降り、電源ONのままポケットに突っ込む場合など、素早く調整できてgoodです。

測位精度
チップはスペックシートでは「高性能チップ」表記で、おそらく、etrexシリーズに採用されている台湾MTK製のものと思われます。SirfStar?には劣ると思いますが、室内でも窓辺等では衛星補足でき、移動中はバッグの中でも問題なく捕捉できるので実用上、十分かと思いました。トラックログをみても、暴れることは少なく、良い印象でした。

その他
BlueTooth非対応です。また、音声出力端子も持たないため、音声案内が必要と感じている方には、不向きです。僕の場合は、以前にレー探を改造し、音声出力をつけて、さらにBTトランスミッターと組み合わせて使用したみたことがありましたが、鬱陶しくてすぐに外してしまったので、最初から音声案内は不要と感じていました。マウントの使い勝手は、断然ZUMOが上。この製品用のRAMマウントホルダーは、取り外しの際に電源ケーブルと干渉するので、先にケーブルを抜くようにしないと、端子を破損してしまいます。

ハード面は個人的に申し分なし。次回ソフト編に続きます…

投稿者 まっつん : 14:56 | コメント (0) | トラックバック