マルチモードナビ GARMIN nuvi500 | メイン | 河津桜まつり(2/15)

2009年2月14日

だめなこ?nuvi500 ソフト編

前回のハード編に続き、今回はソフト面のインプレッションです。
予想はしていたものの、いろいろと( ゚Д゚)ハァ?な感じの不満も出てきたりしました。

ナビ性能(検索&ルーティング)
ナビなのに、ナビとして購入するとガッカリするかもしれません。特にナビ依存度の高い人には全く不向きです。設計が古いことに加え、海外版ならではの入力問題や住所表記の不一致等もあって、韓国メーカーの2万円台ナビにも劣ります。
検索機能については国内版はそれほど問題ないようですが、海外版を使用する場合は住所検索はアメリカの住所形式が元になっているため、国内の住所検索は出来ません。信じられないことにマップソースも「仕様」だそうです。フリーワード検索は可能ですが、大抵は5分間砂時計表示→タイムアウトなので、周辺検索以外の用途では使い物になりません。このあたりは国産ナビに比べて、著しく性能の劣るところです。ちなみに処理方式が近い距離にあるポイントから検索するというもので、普通のナビが採用している方式と比べ、検索速度が極端に遅いのは、日本版も共通です。基本的に目的地の設定は地図上での指定、或いはPC、携帯で目的地の座標を取得して、nuviで座標指定が確実です。
ルーティングに関しては、カスタムルートの経由地点挿入、入替や経由順の最適化時に不思議なルートを提示することはあるものの、結構、素直です。

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メインメニュー。アイコンも大きく、グローブを付けていても、タッチしやすい。

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サブメニューはこんな風。設定項目も多くなく、サブメニューも深く階層化されていないので、迷子になることはありません。

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地図表示画面は3Dと平面地図の2種。3Dモードでは、画面上のボタンのない位置をタッチすると、平面モードに切り替わります。

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地図表示画面からは、交差点拡大画面と方向転換ポイントリスト、トリップメーターが呼び出せます。地味だけど、意外と便利な機能。

ルート機能
スペックでは10件までとなっていますが、これはただちに使用できる(nuvi上で新規作成、編集が可能な)領域の上限値で、PCからインポートするルートデータはinport routeという別の領域に格納されます。こちらの上限は不明ですが、試しに15件程度送ってみたところ、格納を確認しました。PCから送られたルートデータは一旦、こちらに送り、custom routeとして読み込むことで、使用や編集が可能な状態となります。この領域を使用してやり繰りすれば、上限を気にせずに使えそうです。
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ログ機能
ログ機能はZUMO550と同じ、最大10,000ポイント×20トラックです。ロガーとしての能力は上々。外部電源+バッテリー8時間なので、昼夜通してシームレスに記録することすら出来てしまいます。記録領域は内部メモリですが、4GBあるので、ログ領域に不足はありません。ただし、10,000ポイントを超過した部分は、データが間引きされてアーカイブとして保存されます。
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モード切替
格納されている地図の種別により、モードメニューが変化します。city navigatorがインストールされている状態では以下が表示されました。
・Driving
・walking
・Bicycling
・Scootering
この設定により、ナビメニューが変化します。ログポイント間隔はこの設定をもとに自動で決定されるようで、手動変更は不可となっています。また、walkilngモードでは、マップマッチ(測位位置を隣接する道路上へ補正する機能)がOFFになり、道のない場所を通行中もログが正常に取得できます。例えば、電車移動でログを取る場合は、ドライブモードですと、併走する道路上にプロットされてしまいますが、walkingモードでは地図上の線路をなぞって記録することができます。ただし、移動速度による判定を行っているため、一定間隔でDriving modeへのスイッチを促すメッセージが表示されます。が、無視しても問題ありません。

カスタマイズ
お気に入りポイント(ウェイポイント)500件に加え、カスタムPOIと呼ばれる件数無制限のポイントデータをインポートして使用することができます。本体の設定項目は必要最低限のものしか用意されていないため、各人の使用法に合わせるといったような細やかな設定はできません。他に車両アイコン、起動画面の設定が可能。カスタマイズについては次回以降に書いていこうと思います。
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トラックバック中はログが取れないらしい。
実験はしていませんが、海外のフォーラムでこのような事が書かれていました。同じルートを往復する際に使用する機能ですが、復路のログが取れないのは×。しかし、トラックをルートとして保存する機能があるので、往路のトラックをルートとして設定することで、復路もログを取りつつ、ナビできます。

到着予想時間が早すぎる
ルート機能のスクリーンショットでは、300km(うち高速利用100km)が3.5時間と表示されています。無茶すぎる(笑)nuvi360などはアップデートで対策済みですが、こちらはまだアップデートパッチがありません。移動速度の設定が不可かつ、標準では一般道90km/hぐらいで計算してるんじゃないか?といった感じの到着時刻が表示されます。噂では設定不可の代わりに学習機能があって、使用者の平均移動速度に近づくよう、徐々に補正されるのではないかとも言われていますが、真偽は不明です。PCのマップソースでは、速度設定が可能なので、マップソース上で設定したルートをnuviに転送すると、所要時間が2/3になったりします。

総評
やっぱりgarmin、ナビと銘打ってはいるものの(海外版での)使い方はetrexと変わりません。ナビというよりも、ルートマネージャーでしょうか。基本的に事前にウェイポイント、ルートを作成→転送。設定したルートをナビらせるものです。マップソースとの連携が前提となっており、単体では現在地確認用の地図表示付きGPSといったところでした。このあたりはソフトの設計がどうのというよりも、インダッシュタイプを手本にする国産ナビと、ハンディGPSの派生系というそれぞれの立脚点の違いでしょうか。nuvi500はいろいろとガッカリはあるものの、個人的な要求は満たしてはいるので、僕としてはなんだかんだと言いつつも満足ですが、同じ目的の方以外にはまずお勧めできません。garmin製品は用途、必要な機能が明確に定まっている人が選ぶもので、当機種に限らず、オールインワンを求めて買ってはいけないですね。個人的満足度は70/100点かな。

次回カスタマイズ編に続きます…

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